こんにちは。女性の海外ライフスタイル研究所 代表まつなおです。私はアメリカで25年以上、日本人女性の海外ライフスタイルを支援しています。
今回は、海外転職したい方におすすめのプラットフォームやツールと、その使い方をレクチャーします。
まだ本格的に考えていないという場合でも、海外でお仕事をしてみたいという気持ちがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
海外のプロやリクルーターとつながるLinkedIn
まずおすすめなのが、LinkedInです。日本ではあまり浸透していないLinkedInですが、アメリカをはじめとする海外では、就職や転職活動に欠かせないツールなんです。
多くのリクルーターがLinkedInを通じて採用候補者を探していて、プロフィールや投稿内容がそのままレジュメ代わりになっています。
英語でアカウントを作成して、自分が今までやってきた仕事や、学んでいることを定期的に発信していくと、プロフェッショナルなつながりが生まれるはずです。たとえば、自分が目指したい職業や、興味のある分野に関する投稿をしておくと、それを見たリクルーターや同業者との交流やチャンスにつながることは少なくありません。
移住したい地域で、実際に活躍している人たちの様子を知ることもできます。
SNSのなかでもLinkedInはまじめに実名で利用している人が多いので、安心して使えますよ!
リアルな給与相場や福利厚生がわかるIndeed
実際に海外でどんな仕事があるのか、どのくらいの給料がもらえるのか、生活コストと見合うのかという、リアルな情報を調べる場合はIndeedがおすすめです。
日本でもよく使われていますが、アメリカでも転職といえば、Indeedなんです。時給・年収・福利厚生などが詳しく掲載されているので、日本にいながらでも自分のスキルや経験なら、どのくらいの条件の仕事ができそうかがわかります。
AIに聞いたりするのもいいですが、Indeedは企業が直接出している一次情報として確認できるので、本当の情報が詳細にわかるのがいいですよね。
ただし、日本と海外では物価がぜんぜん違います。たとえば、カリフォルニア州の最低時給が日本の1.5倍以上あるような場合でも、実際に暮らすとなると家賃も物価もそれくらい高いので、贅沢ができるとは限りません。
それでも、働き方や収入と支出のバランスをシミュレーションするためには、Indeedを活用して現地の相場感を把握するのがおすすめです。
自分の希望を固めるのに役立つChatGPT
移住を考えていると、調べたいことが次々出てきますよね。
行きたい国や地域にどんな職種があるのか、必要なビザの条件は何か、生活費はどれくらいかかるのかなど、調べないといけないことは尽きません。
そういうときはChatGPTなどのAIを使って情報を集めましょう。ChatGPTは、LinkedInやIndeedを利用する前段階の情報集取や自分の希望を固めるのに役立ちます。
たとえば、ChatGPTで「アメリカでグラフィックデザイナーとして働くには何が必要?給与相場は?」と尋ねれば、ビザの種類や給与相場などをざっくり把握できます。
ChatGPTが提示する情報はあくまで参考であって、一次情報とは限りません。企業の求人情報や、役所が出している移民条件など、信頼性が必要な部分については、ChatGPTで得た情報を出発点にして、ネットワーキングはLinkedInで、具体的な求人はIndeedで、と使い分ければ、より実践的な情報収集ができますよ。
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海外転職は、実はこれらのツールを使えばそこまでハードルが高いものではありません。もちろん、自分の実力にもよりますが、実際にLinkedIn・Indeed・ChatGPTを使って海外転職を実現した方はたくさんいるんです。
なんとなく海外で働いてみたいな……というレベルでも、これらを使って情報収集やシミュレーションをするのはタダ(無料)!損はありません。
ぜひ活用して、夢を広げたり、目標に近づいたりしてくださいね!
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