こんにちは。女性の海外ライフスタイル研究所 代表まつなおです。
私たちはアメリカで、これまで約25年にわたって、海外に住みたい女性たちをサポートしています。
独身女性のアメリカ入国は、年々厳しくなっている印象です。とくにトランプ政権下では、その傾向は顕著です。
今回は、どうしてアメリカに入国しづらいのか、そして無事に入国するための対策について解説します。
入国拒否されれば、何年もアメリカに入れない
独身女性がアメリカに入国するのが難しい理由は、現地で結婚相手を探して国籍や市民権を得ようという目的で納税をせずに滞在を続ける日本人女性が多いからだと言われています。
さらに、近年では性接待の出稼ぎにくる日本人女性も多いようで社会問題化しています。
そのため、入国審査のときに女性1人だと、何のためにアメリカに来たのかとしつこく聞かれることになります。きちんと答えられなければ、別室へ連れていかれてさらに詳しく事情を聴かれたり、荷物検査されたりします。
場合によりますが、スマートフォンも取り上げられてしまい、メール・LINE・SNSなどをチェックされることも少なくありません。
そこで怪しまれてしまうと、アメリカに入国できずに日本へ強制送還させられてしまうんです。
私の知り合いの例では、歌手をしていた方がYouTubeに歌唱動画をアップしていたのを発見され、観光ビザで来ているのにアメリカで歌の仕事をして稼ごうとしているのではないかと疑われ、別室へ連れていかれてしまいました。さらに、疑いを晴らすことができずに帰国させられてしまいました。
強制送還されてしまうと、5年以上アメリカに入国できなくなるとされています。これは、非常に残念なことです。そのため、後ろめたいことがない場合でも、きちんと準備をして渡米することが大切です。
無事に入国するための基本的な準備
では、どのような準備をすればよいのでしょうか。
まずは、観光ビザで入国するのであれば必ず「観光で来た」と伝えることが重要です。そして、独身女性1人で行動するなら、観光ビザで何度も出入りしないことです。
仕事で渡米するならビジネスビザをとりましょう。仕事があるわけではない場合は、学生ビザが取れればよいと思います。
そうでなければ、観光ビザで入国するなら「観光で来た」といい、何度も出入りしないようにしてください。
基本的には嘘をついてはいけません。入国の管理をしている人たちは、手続きのプロです。嘘をついていそうな怪しい人は見抜ける可能性が高いでしょう。
だからといって、すべてを正直に話し出すと、変な誤解を生みかねません。そのため、わざわざ言わなくてよいことは言わないことも大切です。たとえば、「観光で来た」ではなく「友人に会いに来た」と言うと、どんな友人でどこで働いていてどんな関係なのか?などと、さまざまなことを聞かれてしまう可能性があります。
さらに安心!アメリカ入国するためにやるべきこと
まずは、スマートフォンも検査される可能性があることを踏まえて、わざわざ疑われてしまいそうな情報を残しておくことはやめましょう。
また、帰りの飛行機のチケットは絶対に取っておいてください。それによって、不法滞在を続けようとしているわけではないことが伝わります。
さらに、会社に勤めているなら、会社の在籍証明書を準備することをおすすめします。英語で出してもらうようにしてください。それによって、アメリカ政府が懸念しているような理由で滞在するわけではないことが伝わります。
ほかにも、日本の家賃をきちんと払っていることがわかるような書類や、水道料金やガス料金の契約が切れていないことを証明できる資料なども有効です。
それから、たとえば、友人や彼氏の家に泊まる予定である場合などは、最初の1〜2泊だけでも有名なホテルを予約しましょう。滞在先は必ずといっていいほど聞かれる項目です。その際、ホテルを予約していれば信頼は格段に高まります。
多少高くついたとしても、強制送還や何年も入国できなくなるおそれを考えると、私たちとしてはこのような対策をおすすめします。
まとめ
独身女性のアメリカ入国は年々厳しくなっていますが、正しい準備をしていれば安心して渡米できます。
とはいえ、ご自身だけで判断するのは不安という方も多いと思います。
女性の海外ライフスタイル研究所では、25年の経験を活かして、1人ひとりに合ったアドバイスやサポートをしています。
入国準備や必要書類の整え方など、気になることがあれば、お気軽に相談してくださいね。
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