こんにちは。女性の海外ライフスタイル研究所 代表まつなおです。私はアメリカで25年以上、日本人女性の海外ライフスタイルを支援しています。
現代は、ジェンダーに対するイメージがフラットになり、キャリアにおいて男女の差もなくなってきました。でも、女性たちをサポートしていると、やっぱり女性ならではの豊かさや幸せのカタチがあると感じることが多いです。
そこで、これからの時代、海外でも日本でも毎日を豊かに幸せに過ごすためのコツについて考えてみました。
好きな仕事だからこそ熱中しすぎずプライベートを大切に
現代は、日本でも海外でも、結婚や出産をしても女性が仕事を続けるのが一般的ですよね。でも、毎日を豊かに幸せに過ごすことを考えると、やっぱりプライベートを充実させることって大切です。
とくに好きな仕事をしている女性ほど、没頭しちゃって仕事に集中してしまいます。それは、とても幸せなことなんです。でも近年、仕事に追われて恋愛や家庭がうまくいかないという声を多く聞くようになりました。
せっかく好きな仕事ができているのに、人生トータルで幸せじゃないともったいないですよね。女性の海外ライフスタイル研究所では、仕事も家庭も大切にして幸せでいられる女性を増やしたいと思っています。
私も、たまに子どもが小さなころから仕事を優先して寂しい想いをさせたかもしれないと振り返ることがあります。だけど、いまは反省を活かして家族との時間をとても大切にしています。
たとえば朝に1時間ほど主人と一緒に外を歩きに行って、自分のビジョンを聞いてもらったり、主人が悩んでいることを聞いたりと、いろんな話をしています。それが大きなリフレッシュにもなり、家族の仲を深める時間にもなっています。
どれだけ仕事に熱中していても、1時間の休憩って絶対に取るものですよね。そんな少しの時間に家族と過ごすような工夫をしていくだけでもいいと思います。
プライベートな時間や家族といる時間を少しでも増やそうと意識するだけで、少しずつバランスが取れるようになっていくものです。諦めてしまわないことが大切です。
当社は、スタッフもみんな女性ですが「家族を中心にしてね」と、いつも伝えています。女性のみなさまの人生をサポートする事業ですから、自分たち自身が、やりがいのある仕事をしつつ家族を大切にして笑顔でいなければいけないと思っています。それでこそ、お客さまを幸せにできるはずですから。
プライドを捨てて、柔軟に準備を進める
夢や目標があるのは、素晴らしいことです。だけど、その夢や目標が高くて素晴らしいものだからこそなかなか踏み出せない方も少なくありません。
輝かしい未来を想像することは大切ですが、現実的にコツコツとお金を稼いだり、地味な準備を重ねることも同じくらい大切なことだと思います。
私は、日本にいたころから展開していた事業がアメリカでも軌道に乗るまでのあいだ、食料品や日用品を扱うお店でアルバイトをしていました。時給7ドル50セントでした。当時の7ドルなので、600円程度になるかどうかでしょうか。
女性の海外ライフスタイル研究所で女性たちのサポートをしていると、「海外移住はしたいけれどもアルバイトなどをしたくない」と、チャンスを逃す方も少なくありません。
とくに学歴が高かったり、ハイキャリアだったりする女性に多いです。もちろん、これまでの自分の学歴や職歴を活かして海外転職できれば一番いいですよね。でも、それには相当な英語力も問われます。そうして足りないスキルを補っているうちに海外移住が遅くなってしまうのは、もったいないと思うことがよくあります。
私の場合は、むしろアルバイトをして現地のスタッフやお客さまと話すことで、英語で聞いたり話したりする力がぐんぐん伸びていきました。それから、現地の文化もたくさん教わることができました。それが結局、いまの事業成長にもつながっています。
そういえば、東京大学を卒業されてハイキャリアを積んできたけれど、廃業して、スイスのお寿司屋さんでアルバイトをして再起され、書籍を出版されている女性もいらっしゃいます。
プライドを捨てて、少しずつできることをしていくと、思わぬ成長が待っているかもしれません。私たちと一緒に、柔軟な発想で人生設計をしていきましょう。
経営者だからって売上を優先しなくてもいい
キャリア形成においては、日本でもかなり男女差が埋まってきているのではないでしょうか。でも、どうしても生物として違うところがあるものです。私は、やっぱり女性らしい働き方というものがあると思っています。
以前、1日50食しか作らない飲食店を経営している女性をメディアで見たことがあります。1日分を売り切ったら、それがお昼の 1時でも2時でも、その日の分はもう終わりです。もっと売上をあげることはできるけれど、売上アップを追求しないで仕事を終えて、プライベートの時間を優先するのです。
私も、友人や知人の多くの女性経営者も、それに通ずるところがあります。
売上や数字を追っても、そこに幸福を感じないという女性がたくさんいるのです。
会社を経営しているからには、売上をどんどん向上して利益を最大化するのが正しいという意見もあります。でも、そこに幸せを感じないなら無理をする必要はありません。
会社経営って、売上や数字を追わないなら、してはいけないものではありません。自分の人生を自分で自由に設計していくための手段として、会社経営をすればいいんです。
豊かさの定義は世代によっても異なりますし、人それぞれ違いますが、私たちは、みなさまが女性らしくて自分らしい豊かで幸せな働き方や生き方を送れるよう、支援していけたらと思います。
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みなさまは、どんな毎日に豊かさや幸せを感じますか?
女性だからこそ通じ合える幸せのカタチってきっとあるはずです。私たちの考えや経験を1つの参考として、少しでもみなさまの素晴らしい未来に活かしてもらえれば、嬉しいです。
私たちは、キャリアも、恋愛も、家庭も、お金も、妥協しない人生を支援しています。海外でのライフスタイルに興味がある方は、いつでも頼ってくださいね。
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