絶対やるべき!海外留学や移住の前に、医療や保険について知ってください

こんにちは。女性の海外ライフスタイル研究所、代表まつなおです。私はこれまで25年以上、多くの日本人女性の海外ライフスタイルを支援してきました。

海外と日本では、文化や制度などいろんなことが異なります。なかでも、留学や移住の前に絶対にやっておいてほしい医療や保険に関することを、お伝えします。


アメリカの歯医者は高額!歯の治療をしておこう

アメリカは、歯の治療費が高額です。平均的に虫歯1本を治療するのに1000ドルはかかってしまいます。


2025年1月末時点で1ドルは約157円です。1000ドルだと15万7000円もするということです。


日本人のなかには、2本以上虫歯治療をするなら「日本の健康保険に入っていなくても、日本に帰って治療するほうが安い」と、一時帰国をして治療をする方もいます。


治療費が高いからと虫歯を放っておくと、根幹治療をしなければならなくなります。そうすると5000ドルくらい支払わなければならず、さらに高額な治療費がかかるんです。

歯に関することは、日本にいるあいだに全部メンテナンスしてから渡米するのが絶対におすすめです。

私は、長くアメリカに住んでいるので、医療保険と別で、月々80ドルの歯の保険にも加入しています。

渡米してすぐからお金に余裕があればいいのですが、慣れるまでは生活の場を整えるだけでもお金がかかるものですから、なるべく日本にいるあいだに歯医者に通っておいてくださいね。


日本で医療保険に加入しておくのがおすすめ

歯医者だけじゃなく、体の不調で病院にかからなければならないこともありますよね。


アメリカは医療費も高額で、個人で医療保険に入るのがあたりまえです。渡米してから保険に入る方もいますが、日本で事前加入しておくのがおすすめです。アメリカで保険に入ろうと思っても、どんな保険に入ればいいかわかりませんよね。


英語が堪能な方なら問題ないかもしれませんが、説明を聞いて理解するのも大変です。カスタマーサポートも英語なので、いざ利用したいときに困ってしまう可能性も高いでしょう。


日本で海外医療保険に加入しておけば、渡航してすぐから利用できます。カスタマーサポートも日本人の方でしょうから、安心ですよね。


私の知り合いの方にも、日本で加入しておいた保険が使えて助かった方は何人もいます。ある方は、がんのような重篤な病気の治療にも使える保険に加入していたようで、大きな病気にかかったとき非常に助かったと話してくれました。


アメリカは救急車を呼ぶのも高額です。救急車を呼ぶと3000〜5000ドルもかかってしまうんです。それも、保険でまかなうことができます。


人生、何があるかわかりません。いざというときに安心して向き合える準備をしておいてくださいね。



病気に関連する英語を勉強しておこう

専門性の高い医療用語を覚える必要はありませんが、自分が体調不良のときに状態を説明できる表現やスタンダードな病名は覚えておくことは大切です。

元気なときは、いかに英語で友だちを作ろうかとか、どうやって新しい街を楽しもうかとわくわくして、体調不良になったときのことを考えるなんてほとんどしませんよね。


でも、いざ不調になってから慣れない英語を調べたり、余裕がないときに馴染みがない英語を理解しようとするのはほんとうに辛いものです。

元気なときにこそ、日本にいて余裕があるときにこそ、病気に関する英語を勉強しておいてください。必ず、役立ちます。


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医療制度は国によって大きく異なります。なかでも私が住むアメリカは、今回ご紹介したように個人で医療保険に入らなければ高額な入通院費や治療費がかかってしまいます。

海外を楽しむための準備も大切ですが、いざというときのための準備も進めていきましょう。

不安がある方やアメリカの制度について気になることがある方はいつでも相談してください。

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女性の海外ライフスタイル研究所

「女性の海外ライフスタイル研究所」は、代表のまつなおさんが25年以上の経験をもとに、海外で暮らす日本人女性を支援する研究所です。 サイトでは、起業や移住、アメリカでの生活の楽しみや苦労、海外での経済や人間関係の管理方法、英語学習のモチベーション維持方法など、さまざまなトピックに関する記事が掲載されています。

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